[ブログ]気になる『日本国内で新しい感染症が見つかって一人死亡、原因はマダニ』
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いつも山で仕事しているtatoです。こんな気になる話題がありました。
山口県で新しい感染症『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に罹った人が一人が亡くなったそうだ。渡航歴もないのでどこで感染したのかわからないが、原因はマダニではないか?と言われています。同じ感染症が中国で発生していてマダニが媒介しているらしいです。
東京新聞:ダニ媒介 新感染症で死者 国内初 山口の成人女性:社会(TOKYO Web)
このニュースに過剰になってはいけないですが、マダニの全てがこの病気を持っているわけではありません。家にいるイエダニとは別の種類のダニですので普通に生活している分にはまず感染しません。
どんな病気なのか?
感染して6日~2週間の潜伏期間を経て、発熱や嘔吐(おうと)、腹痛、下痢、下血などの症状が表れる。血液中の白血球や血小板の数が減少し、全身状態が悪化する。
発症例
中国ではこれまでに7省で約170例以上の発症が確認されている。09年に報告された当初は致死率が30%とされたが、その後に発症例が多数報告されて現在は12%程度とされている。
感染経路
ダニ噛まれて発症している。人から人への感染は体液とか血液に接触した時はうつるようです。飛沫感染はないとのことです。
予防法
野外で肌を露出させることを避ける事しかなさそうですね。特に夏に暑いから半袖、短パンで山に入ることはやめた方がいいかもしれません。後は服の上からダニの忌避する成分入りの虫除けスプレーや殺虫剤をかける。
さいごに
僕の仕事場は野外なので気をつけなければと思ってます。山に入るのに半袖、短パンで入るなんてことは絶対しません。山に行くのに肌を出すのは少し危険になったということですね。まだ治療薬がありませんから注意が必要ですね。
ただこのサイズのダニはたくさんいるところもあるし小さすぎてわからないこともあるので厄介でありますね。
ダニに効く薬があればいいのですがなかなかありません。成分にディートが含まれていると良く効くとか寄せ付けないとか言われています。殺虫剤を吹き付けるしかなさそうかな。
まだ世界には知られていない感染症が潜んでいるのかもしれません。まるでX-Filesみたいだな。
X-Files好きのtatoでした!