Apple、WWDC2014でiOS 8発表しました!
WWDC 2014の基調講演にてiOS 8が発表されました。iOS 7でほとんどやり尽くしたかと思いきやまだまだこんなにもたくさんの改良が行われるようですね!
通知センター
デザインが新しくなり、通知センターから直接返信できるようになりました。
メールアプリは、Mailboxのようにスワイプで操作が行えるようになったみたいですね。
Spotlight
Spotlightは、直接Wikipediaやニュースを検索可能になります。Bingが検索エンジンになっていたようですけど。
QuickType
QuickType機能でキーボード入力が劇的に向上するようです。単語の予測や文脈から判断して候補を表示することができます。しかも日本語にも対応します。
メッセージ
グループメッセージングの強化、Do Not Disturb設定、Tap to Talkで音声メッセージや動画メッセージを直接撮って送信することが可能になります。
iCloud Drive
iOS、OS X、Windows上でiCloud内の文書を見て管理が可能。アプリからアプリへの文書渡しも簡単になります。Dropboxを脅かしそうな機能ですね。
Health・HealthKit
うわさにあった健康管理アプリがやはり搭載されます。「Health」というアプリです。消費カロリーや睡眠時間などさまざまな健康情報を管理できます。アプリから医療機関に相談するといったことも可能です。他のアプリとの連携もできるとか。
Family Shareing
iTunes StoreやApp Storeで購入した音楽、映画、アプリを家族6人まで共有できる機能で、パスワードなしで行うことができます。また、子どもが自分のデバイスにコンテンツを購入する際に親が許可、不許可できる機能もあるようです。
写真
編集機能が強化されます。明るさや色合いなどを直感的に調整できるようになっているようですね。写真の傾き補正や、Instagramのようなフィルターで写真に効果をつける機能も追加されます。
Siri
Shazamが統合されてSiriに今聴こえている曲を尋ねてそのままiTunesで購入することが可能となります。また、音声入力を細切れにせず連続的に認識が可能になります。22言語に新たに対応します。Hey, Siriホットワードでハンズフリー入力開始。
App Store
検索トレンドやExploreタブを追加してアプリを探しやすくなった。アプリへのEditor’s Choice / おすすめアイコンの付加も可能。他にアプリのバンドルに対応し、複数アプリをまとめ買いで割引き販売もできる。
TestFlightという機能が追加され、ベータテストをユーザーに提供可能になった。
SDK
アプリ開発者向けに4000超の新APIを公開。
Keybords:サードパーティーのキーボードが搭載が可能になります。ATOKやGoogle 日本語入力、POBox、MazecなどのIMEに期待ですね。
Touch ID:サードパーティーのアプリで利用する事が可能になります。パスワードを入力するようなアプリとかで使えるようになるのかな。
Home Kit:メーカーと協力して家庭内の機器と通信する事が可能になり、iPhoneでコントロール可能になります。これは日本に対応するかどうかわかりませんね。噂にあがっていました。
CloudKit:iCloud認証やデータベースなどの機能をユーザー数によって無料から提供します。
Metal:3Dレンダリングが高速になり、グラフィック性能がA7チップで10倍に上がるようですね。
Spritekit:カジュアルゲームを作成するための新しいアプリ。
新プログラミング言語
新しいプログラミング言語「Swift」が発表されました。開発者会議ですからこれが大きな話題でしょうね。CocoaとCocoa Touch用に設計されていてiOSとMac OS X向けのアプリケーションを開発できるようですね。
本日より開発者向けにベータ版の提供を開始し、一般向けは秋にリリースの予定だそうです。
対応機種
iPhone 4が対応機種から外れました。
tatoの思ったこと
今回はハードウェアの発表がなかったせいか、新機能をたくさん紹介してきましたね。私が一番気になったのは、サードパーティー製キーボードの利用がついに可能になったことです。ATOKやGoogle 日本語入力、POBox、Mazecが対応してくるか楽しみですね。
思えば昨年のWWDC前にこんな記事を書いていました!