WWDCで次期iOS 11を発表しましたね。一体どんな進化をするのかな?

IOS11

Appleが、WWDC2017の基調講演で、iPhone、iPad用の次期OS、iOS 11を発表しました。iOS 10からまた新機能が多数追加されているようですね。

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Siri

Siri02
Siriは発音は改良され、抑揚もさらに自然になったとのことです。またSiriを使って翻訳も可能になります。中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語が最初にサポートされます。キーボードで文字入力してSiriで検索することも可能になりました。

カメラアプリ

IOS11 Ca
画像圧縮技術HEVC(h.265)に対応します。このコーデックはビデオの画質を改善すると同時にファイル圧縮にも優れている。画像処理ソフトも改良を受け、既存のカメラで撮影した場合でも画質の向上が期待できるようです。

コントロールセンター

ControlPanel
デザインが一新され、多数のボタンが追加されていますね。1ページに表示するように変更されています。3D Touchにも対応し、3D Touchによってさらに多くの機能にアクセスできるようになります。

AirPlay 2

AirPlay2
AirPlayがバージョンアップするようですね。AirPlay 2ではWiFi経由で複数のスピーカーを接続しiOSデバイスからコントロールできるようです。Libratone、Devialet、Bose、B&Oその他多数のオーディオ・メーカーがAirPlay 2をサポートする予定のようです。また、AirPlay 2にはデベロッパー向けAPIが用意され、AirPlayを利用したアプリの開発が可能になっています。

iPad専用機能

iPad専用の機能としてドラッグアンドドロップが追加されました。iPad画面の下部にはドックが用意されていて、アプリが配置可能となっています。また、これまでより簡単にアプリを切り替えられるようになりました。Split Viewを用いれば同時に2つのアプリを並べて開くことができます。Split Viewについては、アプリ選択機能が一新されています。コントロール・センターを開くショートカットと最近使ったアプリのプレビューが表示されます。

Fileアプリ

WWDC直前にAppleが自らフライングしてしまったiOS用ファイラーアプリが登場ですね。新しいFilesアプリはiPad上のファイルとクラウド・サービスを表示する。ユーザーはFilesアプリとメール・アプリ間でファイルをドラッグアンドドロップで移動できます。iCloud Driveだけでなく、サードパーティーのクラウドサービスとも連携できることがいいですね。

ARKit

AR
拡張現実(AR)関連のアプリやツールの開発を支援する新しいプラットフォームになります。「Unity」「Unreal」「SceneKit」に対応します。

HomeKit

マルチルームのオーディオをサポートする手段として、HomeKit内でスマートスピーカにアクセスできるようになる。サードパーティーのオーディオアプリも、このマルチルームオーディオ機能にアクセスすることができる。

App Store

App Store
タブの構成が新しくなり、「Apps」などのタブが追加されようです。

メッセージ

Appパネルを左右にスワイプすることで、アプリやステッカーを友だちと共有できるようになります。メッセージは「iCloud」で自動的に同期され、キャッシュサイズが縮小されることによってストレージが最適化されます。
 

Apple Pay

Apple Payで個人間送金が可能になり、メッセージ内で直接金銭を受け渡しすることができるようになります。日本では実現するのかな?

開発者向けのプレビュー版は6月6日WWDC基調講演後から提供開始されています、一般ユーザー向けの公式リリースは2017年秋になります。

tatoのひとこと

iOS 11の目玉は結局なんだろう?と思ったのですが、ARKitとSiriになるのでしょうか?それぞれに機能が強化されている印象を受けました。特にiPad専用の機能は、今回最も力が入っているように思いました。iPadの売り上げが落ちてきているようなことも言われているのでiPadをもっとPCのような使い方ができるような機能追加がされていますね。MicrosoftのSurfaceを意識した感じもします。

気がついたらWWDCからもう1週間以上経ってしまいました。

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Posted by tatomac