VHSテープに保存された映像をデジタル変換してオンラインで納品するdigital-writeというオンラインビデオサービス

2018年8月9日

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以前、firestorgeやfiredriveというオンラインストレージを紹介したと思います。

https://tatomac.net/archives/21888

そのオンラインストレージを提供しているロジックファクトリー社の事業の一つ「digital-write」の新たなサービスとしてVHSテープなどの古いメディアの映像をデジタル変換してオンライン上で納品するサービス「オンラインビデオサービス」を始めました。

https://digital-write.jp/

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サービス内容

既存の他社サービスでVHSなどのデープに残された映像をDVDなどにするサービスがありますが、このサービスでは、DVDなどのメディアは使用せずにオンラインストレージ上に映像データをデジタル変換したものをアップロードして申し込んだユーザーはオンラインストレージからそのデジタル変換された映像データをダウンロードすることになります。

対応メディア

少し前のメディアならだいたい対応しているようです。

VHS、VHS-C、ベータマックス、MiniDV、8mmビデオ、業務用(Betacam)
8mmフィルム、16mmフィルム

となっています。なお、上記以外のメディアについては問い合わせしてくださいとのこと。

納品形態

デジタルデータ化されたファイルは、同社が有しているオンラインストレージの “firestorage" の新機能である “firestorage.me" にアップロードされ、依頼者はここからデータを受け取る形になります。

オンラインストレージでの納品以外では、DVDやBlue-rayディスクに映像データを保存して長寿命ディスクで納品も可能です。長寿命DVDは30年、長寿命Blu-ray100年の保存が可能とのことです。

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保存期間

アップロードされたデータの保存期間は気になるところですが、このサービスでは、ダビング完了から最長で10年間となっています。ダウンロードしそびれて期限過ぎちゃったなんてことはなさそうです。また、10年目以降も保存したい場合は年間800円で延長可能だそうです。

このサービスのメリット

映像データをオンラインストレージ上におくのでDVD-Rなどのメディアを送るコストがかからないので料金を低く抑えること。

保存場所に困らないところ。

映像データが、オンラインストレージ上に納品されているので、メディアからダビングしなくてもオンラインストレージのURLを教えることで教えた人が再生したりダウンロードできたりするところ。

パソコンや保存したメディアが壊れても10年間の保管期間内ならば何度でもダウンロードや再生ができるところ。

料金

こんな便利なサービスでしかも10年間も保存してくれるなら料金は高いと思ってしまいますが、1メディアあたり800円ですみます。ゆっくりコースダビングなら350円みたいですね。

今はキャンペーンをしていて、VHS、VHS-Cは期間中に限り100円でできますよ。ゆっくりコースダビング350円が100円のようです。

他に別料金で劣化したり破損したテープの修復も行っているそうなので相談してみるといいかもしれません。

ダビング後のテープ

ダビングした後のテープは、返送、破棄、5年間保存の3つから選べます。なるべく安く済ませるならば破棄は0円になります。返送すると1000円、5年間保存は500円となりますね。

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ダビングできないもの

ダビング元に収録されている内容によってはダビングすることはできません。

テレビ番組など放送された映像を録画したもの
映画やドラマ、教則ビデオなどの市販品
公序良俗に反するもの

市販品や放送された映像を録画したものは当然ながらダビングはできません。

ひとこと

こういうサービスは体験してから書きたかったですが、VHSテープはあるけど録画したものばかりなのですべて録画したものなので「アウトー」なものばかりでした(つД<)・゚。

キャンペーンではないminiDVならいくつかあるからそれをだしてみようかな?