[ブログ]鳥インフルエンザが国内4ヶ所で野鳥から検出される

2015年4月6日

By: Masahiko OHKUBO

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鳥インフルエンザが野鳥から

この年末になって地震や火山噴火と気になる自然現象が起きていますが、もう一つ気になる事が起こっています。それは、日本に越冬のためやってくる野鳥から鳥インフルエンザが検出されたことですね。現在までに国内の4カ所で鳥インフルエンザが野鳥から検出されています。出水のツルは2個体検出されているのかな?

  • 東京都大田区、回収された野鳥
  • 鳥取県鳥取市、カモのフンから
  • 鹿児島県出水市、弱っているマナヅル
  • 出水のツル

    このうち一番対応が難しそうなのが出水のツルです。ここは毎年1万羽ものツルが冬を越すためにやってきます。もし大量感染が発生したらツルの個体数にも大きな影響を与えることになるでしょう。また、殺処分しないといけませんが、天然記念物になっているので、殺処分などの対応は難しくなります。ツル以外の影響として越冬地周辺に養鶏場が多いのですよね。数年前にもニワトリに感染したことがありました。

    韓国で鳥インフルエンザ発生中

    今回の鳥インフルエンザが検出された原因については、韓国で発生していることに関係しているかもしれません。ただし、これは僕の推測なので違っているかもしれません。韓国では今年の始めと最近も鳥インフルエンザが発生していました。実は越冬のためやってくる特にツルは韓国と北朝鮮の辺りが繁殖地となっています。また、カモは中国方面から朝鮮半島を通って日本にやってきます。

    死んでいる鳥を見つけた時の対応

    もし、弱っているまたは死んでいる鳥を見つけても素手で触らないようにしてください。鳥インフルエンザは今のところ人に感染する力はないと思いますが、他の寄生虫などもいるので手袋を着用して処理しましょう。自宅で見つけた場合はビニール袋に入れてゴミとしてだしてください。しかし、以下のような場合は県に報告した方がいいと思います。

    福岡県では、以下の基準に当てはまる場合は県に報告して下さいとされています。

    1. 水鳥 (サギ類以外)が死亡している場合
    2. 猛禽類 (タカ・ハヤブサ・フクロウなど)が死亡している場合
    3. 上記以外の野鳥(スズメ、ハト、カラス、ヒヨドリ、サギなど) が 見渡せる範囲内に10羽以上死亡 している場合

    tatoの思ったこと

    すぐに人に感染することはありませんのでそこまで神経質にならなくてもいいですが少し心配な話であります!ツルに関しては以前から越冬地が集中しすぎているのではないかと思っています。もう少し分散させた方がいいような気もします。今年も出水に行くと思いますが、見に行くのはやめておこうと思います残念ですけどね。