Macの新しいOSは、macOS High Sierraとなりました
macOS High Sierra
Appleは、WWDC2017基調講演にて次期macOSとしてmacOS High Sierra 10.13を発表しました。名前はカリフォルニア州シエラネバダ山脈からとったようです。
macOS High Sierraの新機能
Safariが高速化
Safariは、世界で最も高速なブラウザになるだろう。Chromeよりも80%高速になります。webページを開いた時に自動再生される動画をストップすることもできるようになりました。プライバシーに配慮するようになっています。
写真アプリ
顔認識機能を強化され、トーンカーブのコントロールなどの編集機能が強化されています。
Apple File System(APFS)
64bitに対応したAPFSが搭載されます。ファイルコピーが高速になりますね。
H265にサポート
動画圧縮規格H.264/MPEG-4 AVCの後続フォーマットととなるH.265を搭載しました。H.264よりもファイル圧縮できます。
新しいグラフィックスAPI「Metal 2」
Metal 2により、グラフィックスを強化されます。新しいAPIを採用し10倍高速になります。Metalをマシンラーニングにも使用。Thunderbolt 3を使用した外部GPUでも使用可能に。
VR
Metal for VR機能を搭載します。UnityやSteam、Unrealで動作可能になります。
対応Mac
対応するMacはmacOS Sierraと同じとなっています。
- MacBook:Late 2009モデル以降
- MacBook Air:2010モデル以降
- MacBook Pro:2010モデル以降
- Mac mini:2010モデル以降
- iMac:Late 2009モデル以降
- Mac Pro:2010モデル以降
その他の情報
公開は秋を予定しています。ベータ版は6日より公開しています。パブリックベータ版は6月後半に公開の予定となっています。
tatoのひとこと
次期MacOSが発表されました。新機能はVRが一番目立つものですね。あとはあまり派手な印象を受けません。MacにもAPFSがくるようですね。パブリックベータ版を登録してみます。