登山用GPSアプリ、ジオグラフィカがアップデートでオーバーレイに赤色立体地図を追加
登山用GPSアプリ、ジオグラフィカがアップデートしてオーバレイに赤色立体地図が追加されました。赤色立体地図といえばブラタモリなどで使われていますね。
赤色立体地図って?
アジア航測独自開発によるこれまでにない全く新しい地形表現技法です。線も記号も光影も使わず、実際にそこにある地形を、1枚の地図で立体的に見える表現技法です。
発明者によると赤色立体地図は、尾根と谷は明暗で区別し、傾斜の緩急を彩度(赤色)で区別してそれを重ね合わせたものだそうです。
ジオグラフィカで赤色立体地図
オーバーレイに追加された赤色立体地図を試してみました。標準地形図、色別標高図と並べてみるとよくわかりますね。
標準地形図
色別標高図
陰影起伏図
赤色立体地図
赤色立体地図だと上の2つの地形図より地形が浮き上がって見えますね。学者の中でも賛否があるみたいですが、尾根と谷がわかりやすいですね。あとは斜面のきついところはより赤く表示され、尾根のような比較的緩やかな場所は白っぽく表示されるようです。
ジオグラフィカでの操作
メニューのオーバーレイの中にあります。
ひとこと
地形図を眺めていると尾根と谷が時々よくわからなくなる時があります。赤色立体地図で見るとわかりやすくなりますね。