Apple、macOS Sequoiaを発表しています。
Appleが、WWDCの基調講演にて次期Mac用OSのmacOS Sequoiaが発表しました。Sequoiaはセコイヤ国立公園からかな?世界最大のセコイヤの木が生える国立公園ですね。
macOS Sequoiaの新機能
iPhoneミラーリング
ワイヤレスでMacに接続してMacにiPhoneの画面を表示してMacのキーボード、トラックパッド、マウスでiPhoneを操作できる機能です。iPhoneとMac間でのドラッグ&ドロップをサポートしています。iPhoneの通知もMacに表示されるようになります。iPhoneミラーリング時はiPhoneはロックされたままの状態になります。
Safari
インターネット閲覧中にウェブページ上で簡単に情報を見つけるための新しいハイライト機能を提供します。
ウインドウのタイル表示
自分にとって最適なレイアウトでウインドウを配置する新しい方法で、情報を整理することができます。ユーザーが画面の端にウインドウをドラッグすると、macOS Sequoiaが自動的にデスクトップ上のタイルの位置を提案します。
ビデオ会議
新しい発表者プレビューによってプレゼンテーションがさらに簡単になり、ユーザーは共有しようとしている内容を共有前に確認できます。これはFaceTimeやZoomなどのアプリに対応します。
FaceTimeやWebexなどの他社製アプリでのビデオ通話中に背景の置き換えも可能となりました。
パスワードアプリ
キーチェーン基盤のアプリです。パスワード、パスキー、Wi-Fiパスワード、その他の認証情報のすべてを一か所からさらに簡単にアクセスできるようにします。iCloud for Windowsアプリを使えばWindowsとも同期します。
その他新機能
メッセージ
任意の文字、単語、フレーズ、絵文字に適用できる書式やアニメーションのテキストエフェクト、絵文字やステッカーを含められるようになったTapback、メッセージのスケジュール機能を搭載。
Appleマップ
厳選されたハイキングコースのほか、カスタムのウォーキングコースなど、世界を探索するさらに多くの方法を導入します。今秋から米国のすべての国立公園のハイキングコースを提供。距離、標高、ルートの種類でフィルタリングし、保存してオフラインで使うことも可能になります。
写真
役立つテーマでユーザーのライブラリを自動的に整理するコレクションが表示されるようになり、検索も大幅にアップデートしたことで、ユーザーはすばやく結果を得ることができます。
メモ
音声メモ機能、音声書き起こし機能、要約機能を搭載。タイピング中に入力した式や方程式を瞬時に計算する計算メモもできるようになります。
計算機アプリ
ユーザーは過去の計算を履歴で表示させたり、入力した式を確認したりできるように。
カレンダー
リマインダーからのイベントやタスクが表示されるので、一日を通して簡単にタスクを確認、編集、完了できます。アップデートされた「月」の表示では、1か月のイベントやリマインダーを一目で確認しやすくなります。
macOS Sequoia対応機種
iMac (2019年以降)
iMac Pro (2017年以降)
Mac Studio(2020以降)
MacBook Air (2020以降)
Mac mini (2018年以降)
MacBook Pro(2018以降)
Mac Pro(2019以降)
に対応しています。
ひとこと
Macの方はあまり目立つ機能がありませんがiPhoneとの連携機能は良さそうです。マップのアメリカの国立公園のハイキングコースは見てみたいかも。