Macの上でWindowsが動くParallels Desktop 10 for Macが登場です
Mac上でWindowsのOSを動かすことができるParallels Desktopの新しいバージョンが登場しました。
Parallels Desktop 10 for Mac へのアップグレード
新機能
Windowsの起動・終了を20%高速になったり、仮想環境のメモリ使用量を約10%低減したそうです。また以下のような新機能が組み込まれたようですね。
Office2013の操作
ドキュメントを開くスピードが48%早くなる。
スナップショットがより高速に
スナップショットの操作が最大60%高速化したそうです。
バッテリー持続時間
MacBook AirやMacBook Pro使用時のバッテリー持続時間が約30%拡大したそうです。
iCloud Drive、iPhoto Libralyに対応
OS X Yosemiteの新機能、iCloud Driveにも対応しています。iPhoto Libralyにも対応しています。
OS Xのデスクトップが・・・
Parallelsの機能でCoherence(コヒーレンス)という機能があります。WindowsのソフトをMacのネイティブソフトみたいにすることができる機能なのですが、DockのWindows 8のスタートボタンを押すとOS Xの美しいデスクトップにWindowsのタイルUIが乗っかるということもできるようですね
Parallels上のWindowsからiPhoneへ発信
OS X Yosemiteの新機能Mac上からiPhoneに発信する機能がありますが、ParallelsはこれをWindowsからできるようにするようですね。また、iMessageやSMSもWindowsから送信できるようです。
Windowsのファイルを共有
Mac上で設定されているSNSのアカウントを利用してメールやAirDrop、メッセージを経由して送信できるようになります。
発売に関して
アップデート版は20日から販売開始。5,300円です。パッケージ版も8月26日から発売されます。パッケージ版については今回からDVDやCDの同梱がなくなり、パッケージ内の紙に書かれているURLに接続して認証コードを入力してダウンロードする方法になったようですね。光学ドライブのないMacにはありがたいですね。
tatoの思ったこと
ParallelsもYosemiteの機能を取り込むとはなかなかシームレスな環境を提供するようですね。MacでできるのにWinでできないということをなくそうという考えがよくわかります。VMwareはどうなるかな?Parallelsはいいんだけど、複数Macに入れられないのが残念なのです。なので私はVMware使っているのです。