複数のストレージサービスを一括で管理できるfiredriveを試してみた
オンラインストレージfirestorageを運営しているロジックファクトリーが、AmazonS3互換のオブジェクトストレージやAmazonS3を一括管理できるmacOS用クライアントアプリfiredriveを公開しています。
対応サービス
現在までのところAmazonS3互換のストレージサービスとロジックファクトリーの「fws storage」のみですが、今後の計画でDropboxなど他のストレージサービスも対応を予定しています。
使った感じ
使い勝手ですが、MacのFinderのようなインターフェイスとなっています。初期設定をするまでは迷いますが設定後は割と簡単にデータを扱えます。
あとは他のオンラインストレージサービスに対応したらもっと便利になりそうと思いました。
firedriveの設定
試しにfws storageを使って初期設定してみました。接続するための設定がちょっとわかりづらいので書いておきます。
firedriveでfws storageを追加しようとすると一番上のアクセスキーと次のシークレットキーという欄が出てきてよくわかりません。アクセスキーとシークレットキーの場所を探します。fws storageのマイページのアカウント情報に載っていました。
fws storageへログインします。
ユーザー情報ページからでアカウント管理を見ます。
アクセスキーがリンクになっているのでこれをクリックするとマスターユーザーアカウント情報ページに入りここにシークレットキーが書いてあります。
firedriveを起動します。メニューバーにハンドルアイコンが表示されます。
無料試用版をクリックします。
左下に+マークあるのでクリック
さっき調べたアクセスキーとセシークレットキーを入力
ここまで接続はできましたが、実際使うには下リンクにある手順でバケット作成をしてデータをアップロードしないと使えないですが、ここまでできればアップロードやダウンロードはこの画面上でできるようになります。
https://storage.firews.com/jp/doc/about.html
料金
firedriveアプリは、1ライセンス1,200円から購入するようになっていますが、fws storageと併用すると、ライセンスを購入しなくても全ての機能を利用できます。fws storageは無料利用だと2GBまで保存可能です。
ひとこと
まだ、接続できるサービスが少ないため制約がありますが、複数のストレージサービスを一括して利用できるようになるならとてもいいアプリケーションだと思います。
公式からはDropboxの名前しか上がっていませんが、他のサービスとも是非連携してほしいですね。一つのアプリケーションでいくつものサービスに入れたらすごく便利だと思います。