Nintendo Switchの純正ドックをコンパクトにするGENKI Dockを2週間使ってみた[GENKI Dockレビュー]
Nintendo Switchの純正ドックの機能をとてもコンパクトにできるGENKI Dockというコンバータのサンプルをお借りすることができましたので、使用感などを書きたいと思います。残念ながら本来の使い方であるNintendo SwitchをGenki Dockに繋げてテレビで映すことは、本体が入手できなかったためできませんでした。なのでNintendo Switch以外の機器とGENKI Dockの使い方を試すことにしました。
第一印象
すごく小さくてこれで本当にテレビに映すことができるのか?と思いましたが、SwitchはないのでMacBook Proを繋げてみたところApple純正USB-Cケーブルだと映りませんがGenki Dock付属のUSB-Cケーブルだとテレビに映すことができました。
Macで使う
Switchが手に入らなかったのでMacBook Proをテレビに繋げることにしました。MacはApple TVをテレビに接続することで無線でテレビに映すことが可能です。しかし、Apple TVはややかさばるのに対してGenki Dockは手のひらサイズと小さいので持ち運びも簡単です。また、無線で接続するためやや映像が不安定になったり、映像と音がずれたりすることがあります。その他、Thunderbolt 3 to HDMIケーブルでもテレビに映すことができ、コンパクトでありますが、Macの充電とテレビにも映してしまうGenki Dockは便利です。USB-Cを搭載したiPad Proでもテレビに映すことができるようです。
Android、iPhoneをテレビに映す
Andoridスマートフォン、タブレットをGenki Dockで繋げてテレビを移すには、USBの拡張仕様「DisplayPort Alt Mode」に対応する端末だと利用可能になります。対応機種は、SONY Xperia 1、LG G5、Samusung Galaxy S10+、Huawei P20などです。残念ながら我が家にはDisplayPort Alt Modeに対応する機種がなかったのでAndoridの方では使うことができませんでした。iPhoneもLightningコネクタから映像は出力できないのでできませんでした。
充電器として使う
USB-CポートがありPower Delivery(PD)に対応しているためiPhone 8以上だとLightning to USB-Cケーブルを使用すれば高速充電が可能です。またUSB-Aポートも1ポートありこちらはQuick Charge 3に対応しているのでAndoridスマートフォンなどが高速充電が可能です。ただし、2ポート同時に使うことはできないようでした。どちらか片方の充電が止まるようになっています。
USB機器を接続する
GENKI DockのUSB-C、USB-Aポートは互いに通信ができるのでカードリーダーを取り付けることでPC、Mac上にマウントさせることができます。
GENKI Dockの気づいたところ
いいところ
- コンパクトで収納袋が付属しているのでちょっとしたところに入れておける。
- Switchの純正ドックを持ち歩かなくてもテレビに映せる。大画面でゲームを楽しめる。
- Mac、Switchなど接続機器は充電しながらテレビに映すことができる。
- 様々な機器の充電が可能。
- テレビとHDMIケーブルがあれば大画面で動画やゲームを楽しめる。
- USB-CとUSB-Aポートは通信ができるのでカードリーダーを接続するとPC、Macにカードがマウントされる。
残念なところ
- 充電は2ポート同時に使用できない。
- 延長コードにGenki Dockを接続するとテレビの映像が不安定となったり、映像が映らなかったりする。
- Andoridスマートフォンなどをテレビに映すにはDisplayPort Alt Modeに対応していないと利用できない。iPhoneをテレビに映すことができなかった。
- ケーブル接続なためケーブルが届く範囲内でしか移動できない。
- HDMIケーブルが必要。
ひとこと
Macを有線でテレビに接続できるのはいいですね。他にも有線で接続はできますが、充電しながら使えるのはないかな。ただ出力が25Wなところがちょっと弱いかなと思っています。
自分はおもに出張先でテレビにつなげてプライムビデオとかを見るにいいかな。Parallels Desktopをインストールしているので、片方をMac、もう片方をWindowsという使い方もできますね。お手軽に2画面が使えるのはいいです。
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