Apple、Mac用独自プロセッサ「Apple M1」搭載のMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniを発表
Appleは、10日の「One more thing」イベントにてMac用Appleシリコン「Apple M1」を発表しました。そして、そのApple M1チップを搭載したMacBook Air、MacBook Pro 13インチ、Mac miniの3つのモデルを発表しています。
MacBook Air
CPUは前のモデルより最大3.5倍高速となりGPUは最大5倍高速。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習は最大9倍高速。バッテリー駆動時間はMacBook Air史上最長の18時間。ファンレスでTouchBarは搭載されていません。ストレージ256GBモデルはGPUが7コアになる。Touch ID（指紋認証）、Thunderbolt（USB 4）ポート×2、3.5mmヘッドフォンジャックなど。ディスプレイは2560×1600ピクセルの13.3インチIPS液晶で、P3の広色域表示とTrue Toneテクノロジーに対応。輝度は400ニト。
価格：税別104,800円から
13インチMacBook Pro
CPUは最大2.8倍高速となりグラフィックス処理速度は最大5倍。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習の速さは最大11倍。バッテリー駆動時間は、どんなMacよりも長い最大20時間となっている。Airとは違いファンが搭載されている。TouchBar搭載。ディスプレイの輝度がAirより100大きい500ニト。
価格：税別134,800円から
Mac mini
CPU性能は最大3倍高速。グラフィックスは最大6倍高速。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習は最大15倍高速となっている。Thunderbolt×2、USB-A×2、HDMI 2.0×1、ギガビットイーサネットを搭載している。ディスプレイ出力は最大で6Kディスプレイ×1と4Kディスプレイ×1まで対応
価格：税別72,800円から
macOS Big Sur
次期macOS Big Surが11月12日（日本では13日）に配信されます。バージョンが10から11になり、M1に最適化されているようです。Intel Macにはどうなのかな？
ひとこと
AppleシリコンはMac専用「Apple M1」と呼ばれるようになり、第1弾のMacが発表されました。M1はクロック周波数が表示されていませんね。次世代Macの「初物」となるわけですが、発表を見た限りではすごいなと思いました。ただ、実際はどうなのかな？これは実物が出てから触ってみないことにはわかりませんね。